再放送ドラマQ&A
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このページでは、再放送ドラマについてのよくある疑問をQ&A形式にして紹介しています。
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Q1.再放送される作品は全国同じではないの?
全国同じではありません。
地上波放送において、再放送ドラマは主に各放送局のローカルセールス枠で放送されるため、各地域によって放送日時や放送時間が異なっています。
よって、再放送されるドラマや時間帯は全国一律同じではなく、各放送局ごとの編成によって異なっています。
これから再放送されるドラマの放送予定を知りたいときは、ぜひ当サイト「再放送ドラマ情報館」をご活用ください。
Q2.再放送ドラマが放送される時間は?
再放送ドラマが放送される枠は、キー局から同時ネットを強制されていないローカルセールス枠であるため、主に平日の昼間から夕方の時間帯、土日の午後、また、深夜である場合がほとんどです。
また、年末年始はローカルセールス枠が増加するため、朝から夕方まで連続ドラマが一挙再放送される地方局もあります。
しかし、近年、夕方のニュースの開始時刻が年々前倒しされ、さらに、東日本大震災以降はテレビにおいて速報性の高いニュースやワイドショーの枠が設定されたことから、地方局であっても再放送枠は減少傾向で、昔は3時間あったドラマ再放送枠も、現在は1時間にとどまっている放送局が多いのが現状です。
Q3.再放送されるドラマは何を基準にして選ばれているの?
再放送される作品は、主に、下記の理由を基準として選ばれているようです。
(1)現在、ゴールデンタイム・プライムタイムで放送中、または、次クールのゴールデンタイム・プライムタイムで放送予定のドラマの主役や出演者の俳優・女優が過去に出演した作品を番宣を兼ねて放送。
⇒例)山下智久さんが新ドラマの主役に決定すると、新ドラマの番宣のため、過去に山下智久さんが出演した『プロポーズ大作戦』や『コード・ブルー』が再放送枠で放送。
(2)プライムタイムで過去の作品の続編を放送前、または、放送中に、番宣を兼ねて過去の作品を放送。
⇒例)『ガリレオ』のシーズン2の放送前に再放送枠で『ガリレオ』シーズン1の放送。
(3)現在公開中、または公開前の映画の宣伝のため、過去のドラマシリーズの作品を放送。
⇒例)劇場版『昼顔』の公開前に宣伝を兼ねて再放送枠でドラマ版『昼顔』の放送。この場合、映画の予告編CMが一緒に放送される場合がほとんどです。
(4)本放送時に視聴率が高かった作品。
⇒本放送時に視聴率が高かった人気作品は、上記(1)~(3)の理由にかかわらず、2~3年おきごとに定期的に再放送される作品もあります。
⇒例)『救命病棟24時』シリーズ、『古畑任三郎』シリーズ、『ガリレオ』シリーズなど。
(5)視聴者からのリクエスト
⇒地方の放送局など、ホームページ上やハガキなどで作品の再放送リクエストを受け付けている放送局もありますが、本放送時に視聴率が低かった作品、放映権利が失効している作品、逮捕者が出演していた作品、また、現在では不適切となっている台詞や場面が登場する作品などは除外されます。
また、再放送される作品は上記(1)~(4)の基準を優先にして編成されることが多いため、視聴者から多くのリクエストを受け付けている作品であっても、その作品が再放送されるとは限りません。
Q4.他の地域で再放送されているドラマは自分が住んでいる地域でも再放送される?
上記(1)~(3)の基準に当てはまる作品であれば、放送枠が確保され次第、各地の放送局で順次、数日遅れで放送される可能性はあります。
ただ、再放送される作品はあくまでも各放送局ごとの編成が決めるので、他の地域の放送局で再放送が行われているからといって、必ずしも自分が住んでいる地域の放送局でも再放送されるとは限りません。
自分の住んでいる地域でも、別の地域で放送されている作品がこれから放送される予定があるかどうか確認したい場合は、ぜひ当サイト「再放送ドラマ情報館」をご活用ください。
Q5.再放送されているドラマはカットされている?
再放送ではカットされている場合がほとんどです。
地方の放送局で放送されている再放送枠の時間帯は、視聴率の低い昼間や深夜のいわゆる「割安枠」で、この割安のスポンサー料で、できるだけ多くの広告収入を上げようとCMの本数を増やしているため、ドラマ本編の時間が削られることになります。
本放送、再放送ともに録画をしCMをカットしてドラマ本編の時間を測ってみると分かりますが、本放送時の放送時間は、どの作品でも通常1時間枠で53分(54分は次の番組の開始時間)で、その中からCMを除くとドラマ本編が約47分。
再放送枠はCMを除くと、どの作品もドラマ本編が約43分~44分。
その差である3分~4分弱を次回予告や提供バック、そしてドラマ本編の中から約2分弱をカットして、再放送枠に収まるよう「短縮バージョン」に編集して調整しています。
なお、短縮バージョンの作成は、キー局との同時ネットができないローカル編成をしている局用に、ドラマの制作スタッフによって行われていて、再放送枠では、この「短縮バージョン」で放送されることがほとんどです。
放送局によっては54分~60分の再放送枠が取れる場合もありますが、「短縮バージョン」を放送すればより多くのCMを流すことができるため、おのずと、この「短縮バージョン」で放送されています。
さらに、近年はテレビ局も経営が苦しいのか、短縮バージョンをさらに短縮したもので放送される放送局もあり、この場合は上記に加え、最後のエンディングテーマ曲もカットされ、スタッフロールが見れず、ドラマ本編のみでそのまま終わってしまいます。
この際は、本放送時にあるエンディング後の「このドラマはフィクションです」の部分が、制作・著作者の表記と「○○○○ END」(○○○○はドラマタイトルのロゴ)と同時に表示されるシーンが番組の最後に5秒ほど挿入され、番組が終了します。
この場合、作品によっては最後のエンディングテーマ曲が流れだした途端に番組自体が終わってしまい、ファンの方を中心に「エンディングがあってこその作品なのに…」と不満の声を上げる方もいらっしゃいます。
また、本放送時に10分・15分、30分の拡大版で放送された場合の再放送でも、やはりローカル枠では拡大版をそのまま放送する拡大枠の確保が難しいため、思い切った編集が行われています。
10分・15分拡大版は、台詞のないシーンや登場人物との絡みが少ないシーン、回想のシーンなどを中心に、バッサリとカットしますので、再放送では物語にけっこう重要なシーンが欠落することが多々あります。
そのため、作品のファンはもちろん、一度本放送を見ていた人が再放送を見ると、「あのシーンがカットされている…」と気づく方もいて、がっかりされる方も多いです。
初回や最終回に多い、30分拡大版の場合、さすがにカットして詰めるのは不自然過ぎて無理だと判断し、逆に「前編・後編」という水増し編集が行われています。
例えば、本放送時は全11回の作品のはずが、最終回だけ30分拡大版で放送された作品では再放送では12回になっています。
この際、番組表の番組タイトルには「○○○○ #11-1」や「○○○○ 第11話 前編」(○○○○はドラマタイトル)などと表記されています。
この場合、どうしても後編の最初に前編との重複部分が発生してしまうため、番組冒頭に「本放送時に放送されたものを再編集したものを放送します」といったおことわりのテロップが5秒ほど挿入されます。
そのため、再放送を見ていると、「あれ、不祥事か何かあって編集されたの?」と勘違いされる方も出てくるようです。
また、本放送時に2時間のスペシャル版で放送されたものは、2時間の放送枠が確保されれば基本そのまま放送されるパターンと、1時間の枠しか確保されなかった場合は、こちらも水増し時と同じく「前編・後編」の2回に分割して放送されるパターンがあり、再放送時にどちらを採用するかは放送局の編成次第です。
ちなみに、本放送と全く同じものを見たいのであれば、DVDやブルーレイを借りたり買ったりするより、テレビ局公式のオンデマンド配信を利用した方が良いです。
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DVDやブルーレイは著作権や肖像権、さらには権利関係の都合上、実は本放送と完全に同じものを収録している作品の方が少ないのが事実です。
その分、ディレクターズカット版なんていう言葉でごまかしているものも多いです。
ですので、残念ながら全ての作品ではありませんが、再放送の予定があり、オンデマンド配信も行われている作品については、当サイトでもオンデマンド配信がある旨を一緒に紹介していますので、ぜひご利用ください。
Q6.解説放送が追加されている?
一部の地域の放送局では、再放送において、本放送時にはなかった解説放送(副音声)が追加されている作品があります。
全ての作品ではありませんが、解説放送の対象となっている番組にチャンネルを合わせてリモコンの音声切替ボタンを押すと、副音声に切り替えることができ、登場人物の動作や表情を解説するナレーション付きでドラマを楽しむことができます。
ドラマによっては回ごとに解説放送の担当者が変わっている作品もあり、何度も観ていて内容を覚えている作品であっても、解説放送を入れながらドラマを鑑賞すれば、意外と新鮮で楽しいかもしれません。
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